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コクヨが千駄ヶ谷で"自分らしい暮らし"を提案 セレクトアイテムも販売

コクヨが千駄ヶ谷で"自分らしい暮らし"を提案 セレクトアイテムも販売

店内の様子
店内の様子
画像: FASHIONSNAP

 コクヨのライフスタイルショップ&カフェ「シンク オブ シングス(THINK OF THINGS)」の内部が、5月26日のオープンに先駆けて公開された。創業112年という長い歴史を持つ同社は、昨年10月にコクヨS&Tおよびコクヨファニチャーと合併し、内部改革を推進。同店舗を"新しいコクヨ"の発信拠点と位置付け、現代の暮らしに沿ったライフスタイルを提案する。

 「シンク オブ シングス」はJR原宿駅竹下口から徒歩3分の閑静な千駄ヶ谷エリアに立地。店舗デザインはコクヨが自ら手掛けた。地上3階層で、1階に「オブスキュラ コーヒー ロースターズ(OBSCURA COFFEE ROASTERS)」がプロデュースするカフェとライフスタイルショップを展開。ライフスタイルショップでは同店舗限定のオリジナルアイテム約80品番とコクヨの既製品約80品番に加えて、「バッグワークス(BAGWORKS)」や「アサヒシューズ」「ホールドオール(HOLDALL)」「フォアルオブ(fourruof)」「エイチ トーキョー(H TOKYO)」「シュロ(SyuRo)」といったセレクトアイテム約180品番がそろう。同社はこれまで「働く」「学ぶ」のフィールドを軸に商品開発を行ってきたが、仕事と生活の境目が曖昧になっている現代のライフスタイルを踏まえ、双方のシーンで刺激や発見をもたらすアイテムをラインナップしたという。セレクトアイテムは全体の約半分を占める構成で、革製品など同社にはない素材を使った商品を選定。星剛 店舗責任者は商品ラインナップについて「お客様が意志を持って選択・判断できる"幅"を提案することで、それぞれの価値観で商品を選んでいけるようなコミュニケーションができたらと思っている」と話す。2階には多目的スペース「STUDIO」を配置し、クリエーティブに関連したイベントを開催する予定。ショップディレクションは永田宙郷、ネーミングは編集者の廣川淳哉、アイテムセレクトは「ザ・コンランショップ(THE CONRAN SHOP)」を経てリドルデザインバンクを設立した塚本太朗が担当した。

 同社は過去に直営店を出店したことはあったがいずれも閉店しており、「シンク オブ シングス」は顧客と繋がる重要な拠点と捉えている。クリエーティブ関連企業が並び、感度の高い街として知られている千駄ヶ谷を訪れる顧客との交流の中で生まれた意見を今後の商品開発に活かしていく考えだ。

■シンク オブ シングス(THINK OF THINGS)
オープン日:2017年5月26日(金)
営業時間:10:00~20:00
定休日:毎月第3水曜日
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-62-1 (JR原宿駅竹下口より徒歩3分)

公式サイト



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新ブランド「ツカサ クドウ」デビュー、ジャックムスやYプロジェクトなどで経験

新ブランド「ツカサ クドウ」デビュー、ジャックムスやYプロジェクトなどで経験

ルック
ルック
画像: tsukasa kudo

 工藤司が手掛ける「ツカサ クドウ(tsukasa kudo)」が、2017-18年秋冬シーズンにデビューする。7〜8月頃からラフォーレ原宿1階の「FREE GALLERY」とセレクトショップ「キャンディー(CANDY)」で展開される予定だ。

 工藤司は早稲田大学を卒業後、アントワープ王立芸術学院に進学し中退。服作りの基礎を学ぶためパリでパターンの学校に通いながら「ジャックムス(JACQUEMUS)」や「J.W. アンダーソン(J.W. ANDERSON)」でデザインアシスタント、「ワイ・プロジェクト(Y/PROJECT)」でパターンアシスタントとして経験を積んだ。自身にとっての"ヨーロッパ卒業コレクション"として作品を制作し、今年4月に帰国。元々写真やスタイリングなどイメージが好きで、ファンだという「FREE MAGAZINE」編集長の山崎潤祐に連絡をしたことがきっかけで「FREE GALLERY」と「キャンディー」での販売が決まり、ブランドデビューとなった。

 工藤は「ひとつの価値観が破られたときに新たに芽生えるものたちに対して寛容でありたいと思っている。それが過去から未来に対する眼差しにおいて大切にしたい気持ちであり、それが明るいものであるといいなと思いながらコレクションを制作した」とし、今回のコレクションでは「メンズウエアのテーラードを1つの大きな価値観と捉え、その価値観が崩壊したときに生まれる若者たちのコード、つまり大きな価値観からの脱却や反抗を様々なディティールに落とし込もうと試みた」という。変形パターンを組み合わせたシャツや、一部ツイストされているニット、腕が3本付いたジャケットなど約20型を展開する。価格はTシャツが1万円代、シャツが2万円代〜3万円代、パンツが2万円代後半、ニットが6万円、ジャケットが7万円代〜9万円代など。今後の長期的な展開は未定というが、次の2018年春夏シーズンに向けてコレクションを制作中。7〜8月頃には写真展とプレゼンテーションを予定している。

■ショールーム:MATT.



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rikolekt 2017-18 Autumn Winter コレクション

 山崎祐介が手がける「リコレクト(rikolekt)」の2017-18年秋冬コレクション。テーマは「memoryscapes」。

model : mei (gunn's)
photo : kazuhei kimura
hair&make : risako yamamoto
art direction : koji miyazoe



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リオ2016パラリンピック閉会式でも活躍、義足モデルでサロンオーナーのGIMICOの魅力

リオ2016パラリンピック閉会式でも活躍、義足モデルでサロンオーナーのGIMICOの魅力の画像

2016年パラリンピックの閉会式で、世界に衝撃を与えた義足モデルGIMICO。彼女はサロンオーナーというフィールドでも活躍している。その謎めいた存在に興味を抱く人は多いはず。そんな魅惑的なGIMICOワールドへと誘う。

高層ビルやマンション、店が立ち並ぶ都会のど真ん中にモデル兼サロンオーナーのGIMICOが経営する〈GIMICO SALON〉はある。マンションの最上階にたどり着きエレベーターを降りると、騒がしくも美しい大都会を見下ろすことができる、何だかスペシャルな風景が広がっていた。彼女のサロンは、静かで暖かなプライベート空間だ。出迎えてくれたGIMICOは、まるで人形のようだった。ブロンドの髪に艶やかな肌、ふわりとボリュームのあるワンピースにコルセット。ロンドンにいるような、古着をこよなく愛す、パンチの効いた"フェティッシュ女子"。勝手にそんな印象を抱いた。

GIMICOがモデルを始めたのは2009年。今では義足モデルとして世間での知名度がどんどん上がっている。彼女のモデルとしてのキャリアは、アンダーグラウンド専門のキャスティング会社との出会いから始まった。「クリエイティブなことに関わりたかったんです。でも裏方としてではなく被写体になることに興味があって、この世界に飛び込みました。とにかく私にしかできないことがしたかった。だからアピールポイントとして義足をチョイスしました。義足を含めた私を素材としてクリエイターの人たちに料理してもらいたかったんです」。初めての撮影は世界的写真家、レスリー・キーによるものだった。キャスティング会社に出会ってから、わずか1週間であったというから驚きだ。2010年には森美術館で開催された「医学と芸術展」で、写真家・映画監督の蜷川実花が手がけた義足を着用し、その被写体を務めた。その後、映画やミュージックビデオに出演するなど、活躍の場を広げて行った。最近ではランニングシューズの広告塔も務めている。

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彼女には謎めいた独特の雰囲気がある。それと同時に、淡々と話す彼女の内面からは、包み込むような暖かさ、そして強さも感じられる。「普段の生活でも、公の場でも、あまりテンションが変わらないんです。昔からずっとそうでした。よく周りからは、"障がいを強さに変えている女性"と見られがちですが、常に自分のペースで生きてきたつもりです。何かきっかけやターニングポイントがあって強くなったわけではなく、常にこの感じの延長線上です」。つまり、"私はいつでも私"ということなのだろう。なんて自由な人だろう。世間体や他者の意見に捉われたり、他人と比較をすることや誰かの前に立つといった考え方は彼女の中に存在しない。「私は生きるために足を切断し義足になったので、義足であることを負い目に感じる必要はまったくないんです」。いたって自然体であり、自分のことを強いとは思っていない。そこに真の強さがあり、魅力でもあり、惹きつけられる。彼女とコラボするクリエイターが多いのはその魅力に魅せられているからかもしれない。

そんな彼女がサロンをオープンしたのは2010年。始めたきっかけは「ブラジリアンワックスについてのテレビ番組を見て、思いつきで始めました」とさらりと言う。しかし、思いつきで6年半続いていることに驚きだ。「初めは、モデルとしてのGIMICOをサポートするつもりでサロンを始めました。モデルだけでは生きていけなかったので。サロンを始めてからの方が女性を好きになったような気がします。"平均2ヶ月に一度程度しか会わない、普段人に見せないプライベートな体の部分をケアしてくれる女"に自然と心を許して、誰にも言えないような濃い話を私に打ち明けてくれたりします。それが興味深いですね。女の人生は、2ヶ月の間に劇的に変化し得る。長年通ってくれている方の中には、結婚し子供ができて、子育てをしながら、またここに通ってくれたり。まるでオムニバスドラマを見ているような感覚です」。このプライベートかつアットホームな空間で顧客と築く関係が密であることはよくわかる。かといって多くの質問をしたり、他人を深堀りしないGIMICOのどこかドライな性格に、多くの女性が心を許すのだろう。

モデルとサロンという二足の草鞋を履いている彼女だが、自身が納得のいく形で仕事を両立することは簡単ではない。マイペースな彼女だが、モデル業とサロン業のバランスがうまく取れず、モヤモヤした気分を抱えていた時期もあったそう。「モデルとしてのGIMICOを応援するためのスポンサーとしてサロンを始めたはずなのに、次第にサロンの稼業比率の方が高くなってしまい、周りからも"毛を抜く人"と認知されてしまった時期もありました。そんなとき、私は何をやっているんだろうと思いました。サロンをやっている私とモデルをやっている私、2人の私に対してモヤモヤしていましたね。特にサロンに関しては、6年以上もこのプライベートな空間で、しかも1人でやっているとマンネリもしてきますしね」。

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©GIMICO Official website

しかし昨年、そんな彼女に転機が訪れた。「アングラな私の存在が昨年、突如世界に発信されました。今まで機会のなかったジャンルのお仕事も増えはじめ、私は今、表現者としてとても面白い位置にいると感じています」。さらに、「自分が抱いているセルフイメージとリアルな自分、他人が抱く自分のイメージが合致したときに、人はやりがいや楽しさ、生きやすさを感じると思います。私は最近、そうなりつつある気がします。心の中のモヤモヤが消え、解き放たれたようなすっきりした気分です。結局、モデルの私もサロンでの私もどっちも私。私は何をしていても私なんだって気づきました」と、活動の場が広がると共に変化する心境についても語ってくれた。あくまでアングラスタンスは保ちつつ、認知度はメジャーになりつつあるGIMICOだが、「何をしていても私は私」という魅力を武器に、さらなる飛躍や新しいチャレンジを続けていくだろう。

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最近、書くことや話すことにも興味を持っているという。「以前は、私がしていることや自分自身の考えを言葉にすることを避けていました。なぜかというと、言葉にするとすべてが終わってしまう気がしていたから。他人が私を見たときのインパクトで人々の想像力を掻き立てたいと思っていました。でも、最近言葉にすることの面白さに気づきました。時に言葉はさらなる想像力を掻き立てる。自分の中で表現の幅が広がった気がします」。また、自己表現の幅を広げるツールとして「Twitterは言葉あそび、Instagramは写真あそび」と、現代のSNSもうまく利用しているようだ。言葉で表現するおもしろさも手に入れたGIMICO。"何が本業か"という固定概念にとらわれず、自分の五感を信じもっと自由に、もっと広い視野を持って自分の可能性を探っている。個々が主となっていく時代だからこそ、彼女のような存在が大切なのではないだろうか。次は何をして私たちを驚かせてくれるのか? 彼女のこれからに注目だ。

GIMICO Official website
instagram:@gimico_gimico


Credits
Text Aya Tsuchii
Top, portrait photography Takao Iwasaw



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