ビッグダディこと林下清志氏(52)が主演・脚本・監修を担当したAVがリリースされました。その名も『教えてビッグダディ!! 林下清志のHow to SEX!!』(KMP)。残念ながら(?)、ビッグダディの初脱ぎは実現しませんでしたが、セックスの先生としてあれこれレクチャーしています。

 子宝に恵まれすぎているビッグダディ。子供が多いことはセックスの上手い下手に関係ないような気がしますが(なお、ダディは精液中の精子量がマジで多いそう)……。どうせ、自分はセックスマスターだと勘違いしまくっている男が勝手な持論をウダウダ言っている作品なんだろうな~と思っていたのですが、ビッグダディ、案外まともなことを言っているんですよ。

ビッグダディがセックス先生になったAV作品を即レビュー!! 「女の子もAVで覚えたセックスをする」の画像2

DMMサンプル画像より

 自身のセックス観について、「セックスっていうと、日本人は40歳にもなって、50歳にもなって、『チンコだ』『マンコが』聞いただけでニヤニヤニヤニヤする。もうね、“エロ”っていう意識しかない。だけど、セックスって本当はコミュニケーションツールだと思っている」と。ふむふむ。ダディいわく、エロだけを追いかけてしまうから、「(同じ相手だと)飽きる」という発想に辿りつくようです。

 本編では、「前戯の必要性」「電マの使い方」「Gスポット探し」について、ダディがあれこれ教えてくれます。「前戯でしかイカない女の子がほとんどだから!」など、「んん!?」な発言もちょいちょいあるんですが、「クリでしかイケない女の子が増えている」「穴でイクためには開発していく必要がある」「イケないのにそこ(前戯)を端折られるとオナニーセックスになっちゃう」と、正論に近いことも言うダディ。

ビッグダディがセックス先生になったAV作品を即レビュー!! 「女の子もAVで覚えたセックスをする」の画像3

電マは一定の動きをしているからイケる→だから前戯も一定の速度せよ、とのこと/作品の特設ページより

 個人的に「なるほど~!?」と思ったのは、「女の子もAVで覚えたセックスをする」という話。ダディいわく、アンアン喘ぐのは「日本人の女の子だけ」だそう(海外の女性ともしたことあるのかな?)。「そういう風に言うものだと思って、勘違いしちゃっている」と。でもそれは、「男に対する可愛いサービス精神なので、簡単に男は『演技しやがって』ってゲスな取り方をせずに、それは可愛いサービス精神と取らないとダメ」とレクチャーしていました。

 結構無意識に喘ぎ声って出てるものですけどね……。なお、ダディは「セックスは日常」だと思っているので、AVのような喘ぎ方をしたら「うるせえよ」「そんな声いらないよ」って言うそう。女からしたら、そんなこと言われたら興ざめしそうですが、ダディいわく「可愛いサービス精神が邪魔をして、セックスにのめり込めない」からだとか。なるほど……。素で反応しろってことですかね。

 全体を通して、意外にも(?)ダディは女性重視のセックスレクチャーをしているなという印象。ダディはあれこれ言うだけだったので、次回作があるとしたら、プレイも見てみたいものです。

 ちなみに、女優と男優がダディの性技を実践するシーンでは、ワイプでダディがあれこれ言っているんですが、やっぱり“おまゆう”感がスゴいんですよね……。先入観を除けば、案外勉強になる作品ですが……。

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