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かかとのひび割れの4大原因と5つのケア法|がさがさからツルツルへ

かかとのひび割れの4大原因と5つのケア法|がさがさからツルツルへ

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気になる「かかとのひび割れ」みんなケアしてるの?


かかとのひび割れの4大原因と5つのケア法|がさがさからツルツルへ

ソックスを履いた時のガサガサ感。ストッキングが引っかかり伝線するひび割れ。サンダルの季節には素足になるのをためらうような無残なかかと…。心当たりはありませんか?

日頃目につきにくい場所だけにケアを怠りがちですが、放置しておくと固くなった鏡餅のようにぱっくり割れて出血したり、痛みで歩けなくなることも。早めに毎日のケアをしてあげることが重要です。

かかとがひび割れる4つの原因とは?


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かかとがひび割れたりガサガサになっているのは、皮膚の一番外側の角質が厚く硬くなっている「角化症」が主です。少しかさつく程度から、放置したことによって完全にひび割れて痛みや出血があるものまで症状は様々ですが、原因は主に「乾燥」「外部刺激」「たまった古い角質」の3つ。

加えて、見分けがつきにくい水虫などの雑菌によるものもあります。

原因1、冬に多い乾燥


かかとの表面の角質層の水分不足による乾燥。もともとかかとには、皮脂を分泌することで肌を保湿し保護する役割の「皮脂腺」がありません。冬は全身の肌が乾燥しがちですが、中でもかかとは乾燥しやすい部位と言えます。

またエアコンやこたつなどの暖房器具は皮膚を乾燥させるので、使用する場合は特に注意が必要です。ケアを怠るとこの乾燥した状態が続き、ガサガサやひび割れを引き起こします。

原因 2、外部からの刺激


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かかとや足の裏には、歩いたり立っているだけでも全体重がかかることで、1日中多くの刺激があります。サイズがあっていない靴を履いていたり、サンダルなどで紫外線を浴びたりすることも、角化症を進行させる一因。外的刺激から皮膚を保護しようとどんどん角質が厚くなりガサガサからひび割れになっていくのです。

また、乾燥した肌は普段より外部刺激を受けやすくなっています。

原因 3、古い角質がたまる


乾燥や外部刺激によって厚くなっていく角質。肌のターンオーバーが正常に機能していれば、古い角質は垢として自然に剥がれ落ちていきます。ですがもともと足は血液やリンパの流れが滞りやすいため新陳代謝が悪くなりがち。さらにストレスや加齢、疲れなどによって肌の再生能力が衰えると、古い角質がそのまま蓄積され分厚くなっていきます。

厚くなった角質層では水分が行き渡りにくく乾燥が進み、さらに角質が厚くなりひび割れに…という悪循環になります。

原因 4、水虫などの雑菌


また、単なる角化症ではない場合も。水虫などの雑菌によってもかかとは硬くなり白く粉を吹いたりします。足の指などの水虫と異なり、ほとんどかゆみがないため気づきにくいのが特徴です。これは水虫の原因の白癬菌が皮膚の奥に存在しているためですが、放置しておくと指や爪に感染する可能性もあります。

原因別の5つ治し方


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かかとのガサガサやひび割れを治し、ツルツルスベスベにするには、それぞれの原因にアプローチした対策を取らなくてはなりません。

ですが角化症の原因はいずれも密接に関係していますので、1〜3は並行して行うことが大切です。

対策1、乾燥には保湿する


乾燥には、とにかく保湿を。顔やボディに保湿クリームを塗っても、かかとはうっかりしていたという人は案外多いものです。お風呂上がりにきちんと保湿ケアをしましょう。

まず、化粧水を含ませたコットンなどで水分を与えます。それからたっぷりのクリームでフタをしてあげましょう。クリームを塗りながらマッサージをするとさらに効果的。

使用するクリームは、かかと専用のものもありますし、ニベアやワセリンもおすすめ。またビタミンE配合のものは血行を良くし代謝を良くするのに役立ちます。角質を柔らかくし皮膚を滑らかにするには、尿素配合のクリームが有効ですが、傷ができているような重症のひび割れにはしみることがあります。

保湿した後にラップを巻いて15分ほどパックをするのも効果的。ただしきつく巻きすぎると血行が悪くなるので加減してください。

対策 2、刺激には裸足NG!靴下やクッション性が大事


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日々の刺激による負担を少しでも減らすために、靴選びにも注意しましょう。硬い靴やサイズ・形のあっていない靴を履くと、衝撃や摩擦が過度に起こります。なるべくクッション性のある靴を選んだり、厚めのインソールを入れて履くようにするのがいいでしょう。

同様に、部屋の中であっても裸足で歩くのは避けるべき。靴下を履くだけで外部刺激を減らすことができますよ。ルームシューズを履くのもおすすめです。イボイボのついた健康サンダルは足裏に刺激を与えるためのものなので、ガサガサやひび割れを治したいときは使用を控えて。

対策3、角質の適切なお手入れ


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溜まった古い角質を取っていきます。主に「ヤスリで削る」「スクラブで磨く」「薬剤で剥がす」の3つの方法がありますが、いずれもやり方を誤ると逆に角質を厚くしたり肌トラブルにもなりかねず、ひいてはさらにガサガサひび割れへ・・・また角質ケアをしすぎるとターンオーバーが早まりすぎ水分保持がしづらくなります。適切な頻度で正しく行いましょう。

■ヤスリで削る

かかと専用のヤスリ(ファイル)や軽石、電動リムーバーなどで削る方法。入浴後、角質がふやけない程度に柔らかい時に行います。フットバスを使ってもいいでしょう。目に見えて効果が出やすい反面、必要以上に削り過ぎてしまうリスクもあります。週1回が目安。

�足の水気を拭き取ります。濡れたままだと角質を取り過ぎてしまうので注意。

�ヤスリなどで同一方向に向けて少しずつ削します。削りすぎると、肌を保護しようとかえって角質が厚くなるので慎重に行ってください。厚くなっている角質の場合、一度に削ると肌に必要な角質まで削りがちなので、数日に分けて少しずつ削るといいでしょう。

�しっかり保湿し、靴下などで保護します。削った後は柔らかな皮膚が露出しデリケートな状態なので、肌を守ることを忘れずに。

■スクラブで磨く

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日常的にスクラブなどで古い角質を落としていくことで、硬く厚くなることを防ぎます。ヤスリで削り取るより低刺激なので、角化症を悪化させるリスクは少ないでしょう。

濡れた肌に使えるものやそうでないもの、使用方法はアイテムによって異なりますが、共通して言えるのは、ゴシゴシ力を入れてこすらないこと。また1〜2分が最適で、長時間の使用もNGです。終わった後はもちろん保湿を丁寧に。

■薬剤で剥がす

削るでも磨くでもなく、ピーリング効果のある薬剤にかかとを浸して角質を除去するもの。様々なアイテムが市販されています。一定時間浸すだけで数日後からポロポロ角質が剥がれ落ちていき、脱皮したように柔らかな肌が現れるという手軽さが人気です。

古い角質が完全に剥がれ落ちるまでの間は美しいとは言えない状態ですから、使うタイミングもポイントですね。

対策4、水虫や乾燥による「かかとのひび割れ」を治す市販薬


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保湿クリームやワセリンでもあまり変化が見られない場合、市販薬を用いるのもひとつ。かかとのひび割れに効果的な成分を配合しているので、より多くの効果が期待できるでしょう。

また保湿をしても効き目がない場合、水虫の可能性が高くなってきます。足裏・かかと水虫用の市販薬もありますので、用法や用量を守って使用してみましょう。医療用にも使われるテルビナフィン塩酸塩という抗菌剤を含んだ塗り薬などが代表的です。

いずれも肌を清潔にしてから塗布します。ただし即効性はないので、効果を得るためには数ヶ月続けて使用します。他にもオロナインの殺菌消毒効果はごく初期の乾燥系水虫に作用するとも言われています。

その他処方薬である保湿剤のヒルドイドには、保湿効果のほか血流改善効果や傷跡補修効果があり、かかとのガサつきにも効果が期待できるもの。有効成分のヘパリン類似物質の含有率が0.3%とヒルドイドと同じ配合の市販品もあるので、ガサガサかかと対策の選択肢のひとつに。

対策 5、わからないときは皮膚科へ


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かかとのガサガサやひび割れの原因は水虫か角化症かは、素人にはなかなか見分けがつきません。間違ったケアなどで悪化させる前に、皮膚科で相談するのがいいでしょう。皮膚組織を採取して菌の有無を目視で診断します。

足水虫(足白癬)と診断された場合、抗真菌薬の内服薬と外用薬を併用するのが一般的な治療法。およそ2〜4ヶ月程度で完治します。水虫はニオイの原因にもなりますし、爪などに感染するとさらに治療に時間がかかります。早目の治療が大切ですね。

ちょっとまって!NGかかとケア対策


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ガサガサかかとからスベスベかかとを目指してケアしているつもりが、逆に角質を厚くしたり肌トラブルを引き起こしてしまうことも。

特に角質の取りすぎは、ケアの項目でも触れましたが逆効果。古い角質はガサガサの元でもありますが、本来は皮膚を保護するためのもの。刺激を受けた肌は角質層を厚くして皮膚を守ろうとしますから、どんどん角質は厚く硬くなっていきます。ターンオーバーを乱さないためにも、正しい力加減と頻度で行いましょう。

またベビーフットに代表されるピーリング剤による「剥がすケア」は、強い薬品を足に染み込ませるため肌質によってはかぶれや痒みなどが起きます。時間を守ることはもちろん、パッチテストは必須です。また古い角質があまり溜まっていない時にはかえって皮膚に負担になってしまいます。

簡単予防法!ちょっと気をつければ美しい踵に一歩前進


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正しいケアでスベスベかかとを取り戻しても、放っておけばまたガサガサに元どおりです。日常的にケアを心がけると同時に、ガサガサにならない習慣をつけるといいでしょう。

■靴と足を清潔に


治し方の項目でも触れましたが、靴選びに気をつけること。そして新陳代謝を高め乾燥から守るために、体をなるべく冷やさないように心がけ血行を良くしましょう。そのためにはバランスのとれた食事も大切です。

また、かかと水虫予防には、靴と足を清潔にしておくことが重要。ムレていると細菌が繁殖しやすい環境になるので、毎日同じ靴を履くのではなく少なくとも一日置きにし、通気性のいいところでしっかり乾燥させてください。

足をこまめに洗うことはもちろん、バスマットやスリッパなども湿気を残さないよう陰干しするなどして、白癬菌の繁殖を防ぎましょう。

■「ひび割れかかと」から「赤ちゃんかかと」になる究極のコツ


赤ちゃんの足裏はケアしなくてもツルツルスベスベですよね?本来であれば水分保持力は落ちるもののオトナになっても、保湿ケアや角質OFFなどをしなくてもひび割れたりガサガサにはならないはず。究極のすべすべかかとになるコツは・・・

靴を変えることです。

1年くらいはかかりますが、ヒールから足に合ったぺたんこ靴やスニーカーに変えて、余計なケアもやめると自然で綺麗な足裏をゲットできます。

ただほとんどの人が仕事上、ヒールを履かざるを得なかったり、お洒落のためにステキなヒールを履きたかったり・・・そんな時は厚手のストッキングやインソールを使って少しでも刺激を防止しましょう。

丁寧なケアで脱ガサガサかかと!かかと美人を目指そう


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ひび割れたガサガサのかかとの主な原因、角化症は乾燥と外部刺激、そして古い角質がたまることの相互作用と悪循環によって起きていることがわかりました。この3点に注意した丁寧なケアを行い、場合によっては皮膚科の受診も含めて正しい対策をとりましょう。

ケアのしすぎは逆効果。そして靴選びから食事までスベスベかかとのためにできることはたくさんあります。あなたも隅々まで手入れの行き届いた「かかと美人」を目指しましょう!



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