迷惑客1:酔っぱらい
タクシードライバーが思う迷惑客として一番多く挙げられたのが、「酔っ払い」でした。飲んだあとに終電を逃してタクシーを利用することは多いと思いますが、問題なのは泥酔しているお客さん。
「泥酔しているお客さんには参りますね。突然怒鳴られたり、車内で嘔吐してしまったり。寝てしまって起きない、自宅がどこかわからない状態、お金を持っていないなど、困ってしまいます」(36歳・男性)
ご主人がお酒が好きで、飲み過ぎて泥酔する傾向のある場合、飲み方を考えてもらわなければなりませんね。
「泥酔しているため、何を言っているか分からず、行く先が分からない。また、家に送る途中で寝てしまって、なかなか起きてくれず無理に起こすと怒り出すお客さんもいます」(59歳・男性)
行き先が分からないと、ドライバーが困ることは明白。よく飲み会の帰りに、酔いつぶれた人をタクシーに乗せて送り出す姿を見かけますが、そんなときは送り出す人が運転手に行き先を告げ、お金を持っているかどうかも確認してあげたほうがよいようですね。
迷惑客2:無賃乗車
なんと、「無賃乗車」もそう珍しいことではないと言います。
「不景気が続くときに長距離間のお客様を乗せることができるとありがたいのですが、目的地についてから“手持ちがないから、ここで少し待っていてほしい”と言って、なかなか戻ってこないお客様がいたりします。
私の場合は料金を徴収できましたが、お客様が奥さんとタクシー料金の高さで喧嘩をしていて、料金を払ってもらえるまで時間がかかりました。なかにはそのまま逃げてしまうお客様もいるようです。いわゆる無賃乗車ですね」(42代・男性)
日頃から節約している奥さんにとって、飲んで帰ってきて、さらには高額なタクシー代まで要求されたら、夫に対して怒り爆発なのはごもっとも。しかし、タクシーの無賃乗車、これは絶対にしてはいけないこと。泥酔しがちな夫をもつ奥さんは、夫の財布に緊急用のタクシー代を入れておくのも一案でしょう。
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