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子どもが大好きな幼児向け雑誌。その種類はさまざまで、子どもたちの「欲しい!」はもちろんのこと、同じようなおもちゃを持っていないか、この付録はしっかりと元がとれるのであろうか……など、ママたちの厳選なるジャッジも大切です。

そんな中、講談社より発売中の3・4・5才向け幼児雑誌「おともだち」9月号の付録がすごすぎる! という情報をゲットした筆者。プリキュア大好き5才・2才の娘を連れて、ウキウキ気分で買いに行ってきました。

まるで本物のおもちゃのような『プリキュア おしゃべりじはんき』の全貌をご紹介します。

子どもと一緒に、レッツ・ラ・組み立て~!

まず行きつけの本屋に行って驚いたのが、「おともだち」9月号が残り1冊だったこと! 月初に発売されるこちらの雑誌、すでに大人気とのことで、あわててレジに持って行きました(のちに行った別の本屋では、まだ残っていましたが)。どうやら、今月号は「おともだち45周年特別号」なのだとか。これは力が入っているわけですね。

帰宅して、やはり一番気になる「プリキュア おしゃべりじはんき」。ドキドキワクワク、付録を広げます。

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自販機本体となる部分とお金、何やらピンクの機械がビニール袋に入っており

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ジュースやごみ箱になる部分が雑誌に取り付けられていました。

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さっそく切り離し作業です。ここは娘にも手伝ってもらいましょう。ジュースの方は紙が柔らかめなので、5才の長女に(たまに失敗もしてしまいますが、それもご愛嬌ということで)。

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大きな本体の紙は丈夫で切り離しやすいので、2才の次女がお手伝い。

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部品は全て、こんな具合に揃いました。お金はあっという間に散らばってしまいそうだったので、すぐに袋に入れて保管します。それにしても、量が多いな。難しそう……。

何分かかるかな~? と、タイマーをセットしてレッツ・ラ・組み立て! 幼児雑誌の作る系付録は、読者が幼児であるがゆえに、作り手はおのずと親となってしまうのが辛いところ。不器用極まりない筆者にとって、子どもからの「作って!」は、嫌な汗をかいてしまうのです。

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小さいジュースは長女に任せます。ちょっぴりぐにゃっとなっていましたが(笑)あとでテープで補強すれば問題ないよ、ありがとう。

本体はやっぱりママの出番でしょ! と、自販機作りに取り掛かる筆者。まず、本体を組み立てて、真ん中にピンクの音声となる機械をはめ込み、お金とゴミ箱を付けたら……アレ? あっという間にできてしまいました(笑)。自販機の製作時間は7分、全ての工程を合わせると所要時間25分といったところでしょうか。もっと難しいものをイメージしていたので、拍子抜け。完成品はこちらです!

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ピンクがベースで、『キラキラ☆プリキュアアラモード』のキャラクターたちの自販機がカワイイ~! テンションが上がる娘たちと、簡単にこれだけのクオリティのおもちゃが作れて、充実感に満たされる筆者。家族がひとつになった瞬間です(笑)。

プリキュアの声が嬉しい! でも、ひとつだけ気を付けて……

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さっそく遊んでみましょう! お金を入れて、真ん中のレバーを押します(お金は入れなくてもレバーは押せます)。すると、中からジュースが1本落ちてくると同時に……「プリキュアがしゃべった!」(娘談)

そう、ジュースを買うたびにキラパティメンバーがお話してくれるのです。6人の声が12種類もあるので、その声が聴きたくて何度も何度もレバーを押す次女(笑)。壊れちゃうよ~!

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出てきたジュースを飲み終わったあとは、しっかりゴミ箱に入れます。お片付けの習慣は大切ですものね。3人でひたすらお買い物ごっこを繰り返しました。

レバーがひとつしかないので、通常の自販機のようにジュースを選ぶことはできませんが、レバーを押すたびに聴こえてくるプリキュアの声が、本物のおもちゃのクオリティさながら。紙の手作りおもちゃとは思えません。その声に毎回黄色い歓声をあげる娘たち、本当に楽しそう(笑)。

お金を入れて、レバーを押してジュースを買い、飲んだらお片付け。この一連の流れにプリキュアの音声が加わり、幼児雑誌の付録もここまで来たか……と感動してしまいました。

ただ、ひとつご注意を。レバーはプラスティックだけど、本体は紙。5才の長女は上手に遊ぶことができるのですが、2才の次女は力の加減が分からず、全力で押してしまうのですぐに壊れてしまいます(涙)。小さいお子さんがいる方は、接着部分をテープで固定すると頑丈になるので、おススメですよ。

これで税込価格780円。雑誌の中身も相変わらずのボリュームで、付録もこれだけのレベル。子どもたちもしっかりと遊び尽くし、とっても大満足な1冊でした。みなさんも、お手にとってみてはいかがでしょうか?

 

文・渡辺 多絵



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