赤ちゃんの夜泣きはいつから?いつまで続くの?原因と対策

育児中のお母さんたちを悩ませるもの、それは赤ちゃんの「夜泣き」。
突然に始まり、何をしても泣きやまない……眠れない日が続き参ってしまうお母さんも多いのでは。

赤ちゃんはなぜ夜泣きするの?どうすれば泣きやむの?など、夜泣きの原因と対策についてご紹介します。


●赤ちゃんが「原因不明」で泣くのが夜泣き



生まれたばかりの新生児が、おっぱいやオムツの不快から夜泣くことを「夜泣き」とは言いません。
基本的に「原因が分からないのに泣き続ける」のが夜泣き。

多くの場合、生後8カ月頃がピークと言われています。
終わりの時期は人それぞれですが、1歳から2歳の間。

この頃の赤ちゃんは脳が急激に成長しているため、昼間に受けた刺激を寝ている間に夢として見たり、情報を整理しているため起きてしまうとも言われています。
つまり夜泣きをするのは赤ちゃんが正常に成長している証とも考えられるのです。


●夜泣きをする赤ちゃん。どうしたら泣きやむ?



いくら正常な成長の証といっても、毎日夜泣きをされてはお母さんも疲れてしまいます。
少しでも夜泣きが減るように対策をしたいものですよね。

まずは部屋の温度調整を見直してみてはいかがでしょうか。
暑い、寒いなどの不快でも夜泣きは起こりやすくなります。

また、激しい夜泣きの場合は全ての電気をつけ、一度完全に起こしてしまうのも手。
起きて安心させてから、もう一度寝かしつける方が早い場合もあります。

また、お母さんが日頃「カモミールティ」を飲む、という対策も。カモミールは安眠、リラックス効果のある薬草。
お母さんがカモミールティを飲み、その成分を含んだ母乳をあげることによって赤ちゃんが摂取し、安眠に繋がることも。

1歳を過ぎたら眠る前に、白湯で薄めたものを直接赤ちゃんにあげても良いでしょう。


●一体、いつまで続くの?



気になるのはこうした夜泣きがいつまで続くのかということ。
先ほど1歳から2歳までの間と言いましたが、これは個人差があり、ほとんど夜泣きをしないままの赤ちゃんもいれば稀に3歳過ぎても夜泣きをする子供もいます。

ただ、ピークは8ヶ月前後で、それ以降はたまに泣くことはあっても徐々に収まっていくはず。

もしも4歳過ぎても突然夜に泣きだすことがあれば、それは夜泣きではなく「夜驚症」という症状の可能性も。
その場合は一度小児科に相談しましょう。


夜泣きに付き合うのはとても大変ですが、始まりがあれば必ず終わりもあるもの。
今の時期だけと腹をくくることも必要かもしれません。赤ちゃんに合った対策を見つけだして、上手に乗り越えられると良いですね。





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