怒りや不安で関係を悪化させないための、マイナス感情のコントロール術

恋愛とは、お互いの"好き"という感情によって成り立つ行為。しかし、"好き"という感情は、ひとたびその思いが一方通行になったり、裏切られたと感じたりすると、"不安""怒り""嫉妬""恨み"といったマイナスの感情に変化してしまいます。そうしたマイナスの感情に自分自身が支配されてしまうと、冷静さを失い、彼の心が離れてしまうような行動ばかりをとってしまうことに。恋愛をうまくいかせたいなら、自分の感情を上手にコントロールすることが欠かせません。

恋愛における「感情コントロール学」、その第1回目では、不安や怒りといったマイナスの感情をコントロールする基本的な方法についてお話したいと思います。

そもそも、好きな相手に対してどういうときに、不安や怒りなどのマイナスの感情が生まれるのでしょうか。答えは単純で、自分自身の期待や欲求が満たされないときです。例えば、「もっとデートしたい」と思っているのに彼が全然会ってくれない場合、あなたは「ほかに好きな人がいるのかしら」と不安に思ったり、「どうしてデートしてくれないの!?」と怒りを覚えたりするでしょう。自分と会わずに元カノとデートをしていたとわかったら、嫉妬や恨みも生まれるに違いありません。

そうしたマイナスの感情に支配されてしまうと、彼に執拗に電話をかけ、「元カノと私、いったいどっちが好きなの!?」と怒鳴って詰め寄ったりすることでしょう。煮え切らない彼の態度に、悲しさのあまり泣き出すかもしれません。しかし、そうした行動が増えれば増えるほど、彼はあなたに嫌気がさし、気持ちはみるみる冷めてしまいます。マイナスの感情は、事態をスパイラル式にどんどん悪いほうへと引きずり込んでしまうのです。

こんなふうにマイナスの感情に支配されないために、次の3つを実践して、自分の感情をコントロールするようにしてみましょう。

CHECK! マイナスの感情に支配されない方法

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① マイナスの感情に支配されやすい人は、「付き合っているのだから、彼は自分の思う通りに行動してくれるはず」と、強く期待している傾向があります。まずは大前提として、「自分以外の人は誰であっても自分の思い通りになることはない」という事実をしっかりと胸に刻み、「自分がこれだけやっているのに」「恋人同士なのだから彼もこれをしてくれて当然」といった過度の期待は捨てましょう。相手に期待することをやめると、自分の気持ちがラクになるばかりでなく、2人の関係も安定していきます。

② 激しい怒りや嫉妬などの感情に襲われたときは、"24時間は彼に連絡をとらない"と心に決めましょう。まずは携帯を24時間後にアラームがなるようセットし、「アラームが鳴ったら連絡できる」と自分に言い聞かせ、まったく別のことをして24時間を過ごすのです。怒りにとらわれたときに人がすることは、ろくなことがありません。あとで必ず後悔するでしょう。カラオケに行って友達と歌いまくったり、ジムに行って一心不乱に体を動かしたりして時間を過ごせば、気分もスッキリするはず。24時間後には冷静に彼と話せるようになっているでしょう。

③ ノートに自分の感情をすべて書き出すのも効果的な方法です。自分がいったいなにに腹を立て、どう感じていて、どうしたいのか、細かく書きましょう。文字にすることで自分の感情を冷静に整理することができ、また、感情を吐き出すことで気持ちが多少落ち着いてくるはずです。

いずれの方法も、"彼にはなにもしない"という点がポイントです。しばらく彼をほうっておくと、彼は「彼女から連絡が来ないけど、怒っているのかな」と想像して、自分から謝ってきたり、あなたの機嫌をとろうとしたりすることもあります。あなたが上手に感情をコントロールできるようになれば、彼もあなたの感情を乱すようなことをしなくなっていくはずです。

恋の教訓
マイナスの感情をコントロールできれば
自分自身がラクになるだけでなく
彼の行動をも思い通りにしやすくなる!

恋の勝者はいつもブレずに最短距離!ロジカルな姿勢を身につけて

もっと感情をコントロールしたい!という方は、「 男性に本気で愛されるコツ」もぜひ、参考にしてください。

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