肌をきれいに見せるためのみならず、身だしなみとしても欠かせないお口周りのケア。若々しく、清潔な口元を保つことで得られるメリットと、肌の美しさも底上げしてくれる簡単マウスケアのポイントをチェックしてみましょう。
■歯の健康について関心がある人は8割
マイボイスコム株式会社の調査によると、歯の健康について関心がある人は8割弱で、「関心がある」と答えたのは、主に女性に多いことが明らかになりました。また、口腔内の健康・美容のためにしていることは「歯磨きを丁寧にする」「歯科に通う」が上位2位で、口腔内のケアのために使っている製品は「歯ブラシ」が8割弱、「デンタルフロス、糸ようじ」「歯間ブラシ」「歯磨き粉:フッ素入り」「マウスウォッシュ、デンタルリンス」「電動歯ブラシ、音波歯ブラシ、超音波歯ブラシ」などが各2〜3割という結果に。口腔内ケア製品を持ち歩く人は2割強で、歯や口腔内を清潔に保つためには、家の中に限らずケアを怠らないという意識の高さこそが、肌同様美しい口元を導く秘訣なのかもしれません。
■綺麗な口元のためにマストなケア3つ
(1)歯ブラシと同じくらいにデンタルフロスはマスト
ライオン株式会社の調査によると、デンタルフロスの使用率は、マウスケアの文化が発達している欧米では半数以上(アメリカ:60.2%、スウェーデン:51.3%)に対し、日本は 19.4%と低いことがわかりました。 デンタルフロスの使用者は、3カ国いずれもデンタルフロス使用者の方が非使用者に比べて自分の歯に対する満足度も高く、欧米では歯ブラシでのケアと同じくらいにデンタルフロスのケアは欠かせないものとして定着しつつあるようです。最初こそ歯の間にフロスを入れるのは抵抗を感じるかもしれませんが、慣れると、デンタルフロスをしないと気持ち悪さすら感じるはず。ぜひ一度チャレンジを。
(2)マウスウォッシュを持ち歩こう
ローズやピーチ、ミントなど、近年は色々なフレーバーが発売されているマウスウォッシュ。歯の隅々まで馴染む、液状のマウスウォッシュを使用することで、歯ブラシでは落とし切れない汚れを落とすことができる上に、食後や、口の乾きによって生じる口臭も予防・解消できるからこそ、口の匂いに対するストレスも緩和できるのが嬉しいポイント。
(3)ちょい磨きが気分転換にも
外出先でも歯を磨くことが当たり前にすることで、いつでも歯を清潔に保てるほか、デスクワークで疲れを感じた時や、口寂しくなって間食をしたい時に歯を磨くことで気分転換としても一役買ってくれます。甘いジュースや砂糖とミルクをたっぷり入れたコーヒーを飲んだ後もそのまま放置するのではなく、こまめに「ちょい磨き」を行うようにしましょう。
案外見られている口まわりだからこそ、毎日のケアで清潔かつ魅力的に保ちたいものですね。
(前田紀至子)
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【参考】
※歯の健康 - マイボイスコム株式会社
※日本・アメリカ・スウェーデン 3カ国のオーラルケア意識調査Vol.2 - ライオン株式会社(PDF)
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